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オープン/利用可能
01.01-31.12 月曜日-金曜日 9-15
料金
2020: 3 € | |
タリンカードで -100% |
情報
増
アクセシビリティ情報
- doors width less than 70 cm
- threshold or step hight more than 4 cm
- gradient of ramp over 10%
- number of steps above the symbol
- one step outside the entrance door
- height under 13 cm
- height in cm above the symbol
黒頭組合会館
この美しいルネサンス様式のギルド用ホールは、旧市街の貴重な建築物の中でも真に光輝く主役的存在と言えます。
外側からホールを眺めるだけで目に入る、複雑に装飾が施された、赤、緑、金の色からなるドアは、この建築物がタリンの全てのポストカード売場で常に人気がある理由を伝えるのに、十分と言えます。屋内も必見です。
同建築物は、若い独身の商人と外国人からなる中世のギルドの「黒頭組合」の歴史的拠点でした。同ギルドの守護聖人は聖マリティウス(モーリシャス)であり、ギルドの紋章には、その横顔が描かれています。1399年頃に生まれた同ギルド自体は、エストニアとラトビアだけで活動を行い、欧州の他の地域に展開することはありませんでした。中世の同ギルドの義務の一つが、毎年、市庁舎広場にタリンのクリスマスツリーを用意することであったのは、興味深い事実です。記録は、その活動の開始が少なくとも1441年に遡ると記されており、タリンが、公共のクリスマスツリーの伝統を持つ欧州初の都市であることを示しています。
同領地は、1500年代初頭に黒頭組合に買い上げられた際には、おそらく、14世紀に建てられた住居ビルに占有されていたと思われます。黒頭組合は、すぐにアーチなしの天井の付いた新しいホールを設置しましたが、本格的な再建の開始は1597年となり、その年に、豊富な飾りつけや彫刻の装飾が施された、オランダ・ルネサンス様式のファサードが、加えられることになりました。すぐ目につく正面のドア部分は、1640年に構築されました。内部では、2つに分けられた会衆席のある円天井のホールが見られますが、それは隣接した聖オラフ・ギルドから購入されたものであり、元々15世紀に製作されたものとなります。
同会館は、コンサートやその他の華やかな社交行事によく利用されますが、もちろん、そこで催される行事は不朽の価値を帯びることになります。
コンサートや他の行事の期間中は、閉館となります。